
ぺろっぺは、
感情と出会いながら進む、
魂のような存在。
喜んだり、
怒ったり、
慌てたりはしません。
ただ、そこに在って、
静かに進んでいきます。

説明できない気持ち。
うまく言えない感覚。
ぺろっぺの世界には、そんな感情たちが
それぞれの姿で存在しています。
感情たちは話し、ぶつかり、
自分の気持ちを伝えようとします。

ぺろっぺは、
しゃべりません。
自分の気持ちを説明せず、
良いとも悪いとも言いません。
感情たちが語る中で、
ぺろっぺは、ただ、そこにいます。

ぺろっぺのそばには、“ごましお”がいます。
ごましおは少し心配性。
淡々と進むぺろっぺを見て、
ハラハラしながら、そっと支えています。

この世界では、
感情がすべてを決めるわけではありません。
感じることと、
自分であることのあいだには、
ほんの少しの余白があります。
ぺろっぺの旅は、
その“余白”を思い出させてくれる物語です。

ぺろっぺの旅は、まだ途中です。
感情と出会い、離れ、また進む。
語らないぺろっぺと、そばで見守るごましお。
その旅を、よければ、
これからも見守ってください。

